- この記事を読むと、求人ボックスの特徴について知ることができます。
- 特徴は大きく分けて3つ。特に”利用者数が急上昇”、”新着求人数が日本最大級”、”無料で求人掲載ができる”が注目ポイント!
- 利用を検討中の方は、まずは無料で求人掲載を始めてみましょう!掲載の手間を削減するなら、採用係長の利用もご検討を。
「求人ボックス」をはじめとした求人検索エンジンはいま盛り上がりを見せています。
求人ボックスの人気も年々高まっており、知らないで済ませるのはもったいない求人検索エンジンです。
今回は、求人ボックスの詳細や特徴、Indeed(インディード)との違いなどをご紹介します。
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目次
求人ボックスとは?
求人ボックスは、カカクコムが運営するアグリゲート型の「求人検索エンジン」です。
カカクコムをご存知の方も多いと思います。価格.comや食べログなど、情報集約型のメディアサイトを運用している東証一部上場企業です。
そんな、実績のあるカカクコムが2015年にリリースした求人検索エンジン、それが求人ボックスです。
求人ボックスは、まだまだ新しい求人検索エンジンですが人気が高く、サービスとして大きく伸びることが期待されています。
それでは、求人ボックスの特徴を見ていきましょう。
※求人ボックス関連記事はこちらから
⇒求人ボックスの運営会社を紹介|実は『食べログ』や『価格.com』も運営する会社!
求人ボックスに求人広告を掲載したい方へ
採用係長は、作成した採用サイトを求人ボックスをはじめとする最大5つの検索エンジンにワンクリックで連携できます。
求人掲載が無料で始められる「採用係長」。ぜひ一度お試しくださいませ。
求人ボックスの特徴
求人ボックスにはさまざまな特徴がありますが、大きく3つの特徴にわけることができます。
- 条件検索がしやすい
- 求人情報を無料で掲載できる
- 広告単価は25円~1000円の入札単価制
それぞれの特徴について見ていきましょう。
条件検索がしやすい独自の検索エンジンを有している
「給与」「勤務場所」「雇用形態」などによる絞り込み検索機能は、多くの求人検索エンジンに備わっているため、特別な機能ではありません。
ただ、求人ボックスには基本的な絞り込み機能だけでなく、「こだわり条件検索」という機能がついています。
この機能で選べる条件は様々です。
- 未経験OK
- 女性が活躍
- ミドル・シニア歓迎
- 英語が活かせる
- 学歴不問
- 急募
- 服装自由
- ブランクOK
- 社名非公開求人を除く
- ハローワーク求人を除く
これらの条件は、従来の求人媒体に多いものであり、日本企業ならではの機能といえるかもしれません。
求人情報を無料で掲載できる
2018年1月、求人ボックスは求人情報を無料掲載できる機能「採用ボード」を開始させました。
この機能は、求人ボックスのアカウントを開設すれば、求人情報を求人ボックス内に作成することができる機能です。
もちろん、どのような応募があったのか確認できる画面もあるため、求人媒体の管理画面のような使い方もできます。
ただ、求人ボックスの広告枠より下の位置に表示され、かつ必ずしも無料枠の上位置に表示されるとは限りません。
また、無料掲載をする際に、上位に表示させる明確な方法は存在していません。
ガイドラインに準拠しつつ、求職者にとって必要な情報をしっかりと掲載している求人情報は上位に出てきやすい傾向にあります。
詳しくはガイドラインをご覧ください。
⇒ 求人ボックスの掲載基準(ガイドライン)
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広告単価は25円から1000円の入札単価制
求人ボックスにも、Indeedと同じく広告機能が備わっています。
Indeedと同じ入札単価制度で、クリック単価は25円~1000円の幅で入札が行われます。
クリック上限単価を設定できること、日・月毎に予算を設定して運用ができる他、自由に期間を設定して広告運用を行えます。
求人ボックスの料金については以下の記事で解説しています。
⇒求人ボックスの料金プラン|無料でも掲載できるって本当?
求人ボックスの会員データ
多くの求職者から人気を集めている求人ボックスですが、具体的にどのような人が利用しているのでしょうか。
ここでは、求人ボックスが公開している2020年5月時点での会員データをもとに、利用者の傾向を解説します。
求人ボックスの求人の年齢層別の内訳
(出典:求人ボックス「利用者属性」2024年10月28日調べ)
34歳未満の若年層はもちろん、中堅層やベテラン層の利用も多いことが分かります。
各年代の求職者が幅広く利用しているため、求人掲載をする企業が限定されませんね。
求人ボックスの求人の地域別の内訳
(出典:求人ボックス「利用者属性」2024年10月28日調べ)
グラフ上では関東地方のユーザーが多いことが分かります。
ただし、当然ながら人口が多いエリアのユーザーは増えやすいので、それを踏まえると全国にバランスよく利用者がいるといえます。
求人ボックスの求人の雇用形態別の内訳
(出典:求人ボックス「利用者属性」2024年10月28日調べ)
正社員とアルバイト・パートの求人が多い傾向にあります。
掲載される求人は毎日更新されているので、正社員とアルバイト・パートの比率は時期によって変動します。
求人ボックスの料金体系
求人ボックスの料金体系は、大きく下記の3つに分けられます。
成果報酬型
求人ボックスのリスティング広告は、1クリックごとに料金が発生する成果報酬型です。
25円~1000円の範囲で、入札単価を1円単位で自由に設定できます。
運用型
求人運用を代理店に依頼する方法です。
料金は代理店によって異なりますが、広告費の20%に設定されている場合が多い傾向です。
無料・トライアルプラン
無料・トライアルプランでは、求人ボックスの基本的な機能を無料で利用できます。
求人ボックスの導入フロー
採用ボード | クローリング | リスティング広告 | |
利用対象者 | 企業の採用担当者 | 企業の採用担当者 求人サイト運営担当者 |
企業の採用担当者 求人サイト運営担当者 |
掲載費用 | 無料 | 無料 | 有料 |
掲載場所 | 無料枠 | 無料枠 | 有料枠 |
自社採用サイトの用意 | 不要 (求人ボックスから求人掲載) |
必要 | 必要 |
求人掲載内容の設定方法 | 求人ボックスに無料登録のうえ、採用ボード上で自由に設定可能 | 採用サイトに掲載されている求人情報を収集 | 採用サイトに掲載されている求人情報を収集 |
求人ボックス掲載方法や料金については下記の記事でも解説しております。
求人ボックスとは?|掲載方法・料金・使い方を徹底解説!
求人ボックスの直接投稿(採用ボード)
求人ボックスに無料登録のうえ、サイト上で穴埋め式で求人を作成する方法です。
一度掲載したあとでも、好きな時間に自分たちで内容を編集できます。
求人ボックスに自社の採用ページをクローリングさせる
クローリングとは、クローラーというプログラムを用いて、インターネット上に掲載されているさまざまな求人が自動的に収集され、求人ボックスに掲載される仕組みです。
基本的には自動的にクローリングされるのを待つことになりますが、自社から掲載依頼をかけることもできます。
求人ボックスの有料掲載(リスティング広告)
求人ボックスでは無料で求人掲載できるものの、求人検索画面で上位に表示されるようになる「リスティング広告」の利用も可能です。
自社の求人が閲覧された段階で料金が発生するクリック課金型が採用されています。
※求人ボックスへの具体的な求人掲載の方法は、下記の記事を参考にしてください
⇒【求人ボックスに無料掲載】10分で完了!『求人ボックス』への掲載基準・方法まとめ
求人ボックスを利用するメリット
求人ボックスへの求人掲載には、下記4つのメリットがあります。
採用コストの削減が可能
求人ボックスには無料プランが用意されています。
そのため無料で求人を掲載し、そのまま応募・採用まで一連の流れを終えられれば、採用コストは0円で済みます。
中小企業や、あまり採用コストをかけられない企業にとっては嬉しいポイントであるといえるでしょう。
なお、前述したとおり、必要に応じてリスティング広告機能を利用して、自社の求人が優先的に表示されるようにすることも可能です。
リスティング広告の利用は有料ではあるものの、自分たちで予算を設定できるので、必要以上の採用コストが発生することはありません。
掲載期間が無制限
一般的な求人サイトでは掲載期間があらかじめ決まっており、期間終了後は求人情報を掲載できません。
また、掲載期間を延長する際は追加費用が発生するケースが多く、採用コストもかさんでしまいます。
その反面、求人ボックスは掲載期間に制限がなく、人材が確保できるまでの期間、無料で求人を掲載し続けることが可能です。
「いったん採用者は決まったけど、追加であと何名か必要になった」「採用を急いではいないが、良い人がいれば採用したい」といった場合、掲載期間の終了や費用を気にすることなく、安心して掲載を続けられる点も魅力の一つです。
圧倒的な利用者数
冒頭でもお伝えしたように求人ボックスの月間利用者数は800万人以上と、圧倒的な利用者数を誇っています。
求人情報を掲載すればほぼ確実に何人かの目に留まるでしょう。
無料で利用している場合、有料プランに比べると検索結果での露出が少ないものの、「求職者のニーズが高そうなキーワードをタイトルに取り入れてクリック率を上げる」などの対策を講じることでいくらか対応が可能です。
使い勝手がよく日本人好みのデザインである
同じタイプのサイトとして人気を集める「Indeed」はアメリカの会社が開発・運営していますが、求人ボックスは日本で生まれた求人検索エンジンです。
そのため日本人目線でサービスが作られており、日本人好みのデザインであることに加え、シンプルで見やすい管理画面も支持されています。
また、実際に掲載する求人情報を作成する「採用ボード」という画面では、簡単な操作で求人情報の項目を充実させられます。
職場の雰囲気や男女比、仕事のスタイルなどを視覚化して表示することはもちろん、「社員インタビュー」や「仕事のやりがい」といった求職者側が知りたいと思う情報や企業のアピールポイントの追加が可能です。
採用ボードを上手に活用することで、会社が真に求めている人材をアピールしやすく、マッチ率の高い求職者からの応募が期待できるでしょう。
独自の検索エンジンによって掲載順位が決まる
求人ボックスでは、独自の検索エンジンによって求人の掲載順位が決められます。
基準となっているのは、主に下記の4項目です。
- 検索ワード、ユーザーニーズと求人情報のマッチ度
- 情報の鮮度
- 給与や勤務地など、求人で欠かせない情報が記載されているか
- クリック率などのユーザー行動
これらの基準に沿って求人を作成することで、掲載順位の向上につながります。
求人ボックスを利用するデメリット
求人ページを自社で作成する必要がある
求人ボックスには多くのメリットがある一方で、自社で求人を作成しなければならない点に注意が必要です。
一般的な求人・転職サイトなどを利用した場合は、求人媒体側が適切な求人広告を作成してくれたり、広告代理店が制作を代行することもあるでしょう。
自社で一から求人を作成することを面倒に感じる方もいるかもしれませんが、求人ボックスでは画面の指示にしたがって必要事項を入力するだけで簡単に求人票を作成できます。
また、自分たちで納得できるものを作り上げられるといった点で、デメリットというほどの問題ではないかもしれません。
求人作成が面倒だと感じていませんか?
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運用工数がかかる
求人ボックスでは、自社で求人を作成することに加え、有料掲載を希望する場合は所定の運用コストが必要になります。
クリック単価の詳細については追って料金の項でお伝えしますが、求人ボックスは手軽に安価で始められる一方で、着実に成果を上げるための運用が個人では難しいことがデメリットとして挙げられるでしょう。
そのため、求人ボックスを有料で利用しようと検討している場合は特に、丁寧にサポートしてくれる採用支援ツールなどを上手く活用することをおすすめします。
求人ボックスと他の求人検索エンジンの比較については以下の記事で解説しております。
⇒【2023年最新】5つの求人検索エンジンのメリットとデメリットを特徴別に比較
求人ボックスへの問い合わせ
求人掲載サイトへの問い合わせ方法は、媒体ごとに異なります。求人ボックスには専用の電話番号がないので、基本的には電話で問い合わせることができません。
求人ボックスへの問い合わせは、専用の問い合わせフォームを利用しましょう。
問い合わせフォームは、このような構成になっており、以下の項目が必須となっています。
- 問い合わせる方(求職者か、企業の担当者かをプルダウンで選択)
- 問い合わせの種類(サイトの利用方法、掲載求人について、などをプルダウンで選択)
- 問い合わせ内容(問い合わせたい内容の詳細)
- 氏名
- メールアドレス
下記のリンクより、問い合わせフォームの利用が可能です。
⇒求人ボックス問い合わせフォーム
また、求人ボックスでは、Q&Aが掲載されたヘルプページが用意されており、求人ボックスの利用方法に関する豊富なQ&Aが掲載されています。簡単な悩みであれば、こちらのページで解決可能です。
問い合わせフォームを利用する場合は、回答までに時間がかかることがあるので、実際に問い合わせる前にQ&Aページを確認してみてください!
⇒ヘルプ(Q&A)|求人ボックス
※求人ボックスの問い合わせについて、下記の記事でも解説しています。
⇒求人ボックスの問い合わせフォーム、電話番号はコチラから! 疑問点を解消できるFAQページも活用しよう
求人ボックスの活用事例
【業種】
保育人材を扱う派遣会社
【活用の背景】
採用数を増やすために、先方ではIndeedを運用し、当社ネットオンでは求人ボックスとスタンバイの広告運用を代理で行っています。
求人ボックスを活用したのは、Indeedより細かな広告運用ができるためです。
求人ボックスのリスティング広告では、注力したい検索ワードを指定したうえで、そのキーワードの単価上限を引き上げることが可能。
反対に、不要なキーワードには広告を表示させないこともできます。
さらに、広告を配信する日時を調整でき、積極的に配信したり、逆に配信を止めたりできることも特徴です。
※下記の記事では、求人ボックスとIndeedの違いについて解説しています。
⇒求人ボックスとIndeedの違いとは?仕組みや料金、利用者、掲載方法を徹底比較
【取り組みの内容】
ネットオンでは、求人票の改善を日々行っています。
具体的な内容は、人気検索キーワードや検索クエリ、除外キーワードを設定し、マッチ率の向上と無駄クリックの排除に取り組むことです。
また、エリアや職種などの条件に合わせた細かいキャンペーン設定も行っており、求人の適正化を図っています。
【結果】
応募数が増えるとともに、自社にマッチした人材が集まることで採用率が高まっています。
他の媒体にかけていた予算を求人ボックスに集めていただき、採用数のさらなる増加に向けて取り組んでいます。
求人ボックスを活用した採用活動成功事例はこちら
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求人ボックスを運用して応募者を増やそう
求人ボックスは、発展中の目が話せない求人検索エンジンです。
求人ボックスは、日本発祥の求人検索エンジンですので、日本人が使いやすい様に設計されています。
そんな馴染みやすさが影響してか、求人数・利用者数共に大きな伸びを見せています。
Indeedの規模には叶いませんが、その分ライバル企業も少ないと思われます。
Indeedで求職者にアプローチしつつ、求人ボックスでもアプローチする、そんな組み合わせの戦略に利用するのがおすすめです。
求人ボックスに掲載する場合にオススメのサービスが『採用係長』です。
採用係長は、無料で使える採用マーケティングツールで、求人票の作成はもちろん、採用サイトの作成、応募者の一括管理などが可能です。
チェックボックスにチェックを入れるだけで求人ボックスやスタンバイ、それ以外の求人検索エンジンにも自動で求人を掲載できるので一石二鳥にも三鳥にもなります。
さらに「面接サポート機能」が搭載されており、面接記録や評価内容を可視化し、採用の判断に役立てることもできます。
無料から試せるツールのため一度試してみてはいかがでしょうか。
採用係長については、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します
求人ボックスの運用について以下の記事で解説しております。
⇒求人ボックス運用は自社運用と代理店依頼、どちらがおすすめなのか徹底解説!
求人ボックスに関するコラム
■求人ボックス運用は自社運用と代理店依頼、どちらがおすすめなのか徹底解説!
求人ボックスの運用を代理店に依頼するメリットやサービス内容、依頼を検討する際の基準などを解説しています。
「自社運用」と「代理店運用」のどちらにするか悩まれている方は、こちらのページを一度ご覧になり、検討することがおすすめです。
■【求人ボックスに無料掲載】10分で完了!『求人ボックス』への掲載基準・方法まとめ
求人ボックスについて、会員登録から求人票の作成・掲載方法、そして有料広告の概要について解説しています。
求人ボックスへの求人掲載手続きは、事前に流れを理解しておくと、決して難しくはありませんので、本記事で紹介している流れに沿って実際に掲載手続きを進めてみてください。
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