- この記事を読むとLINEキャリアとはなにか、LINEキャリアの掲載方法と料金体系が理解できます。
- LINEキャリアとは、LINEアプリの中で使用できる求人サービスのことで提供が始まってからわずか2年ほどで利用者が1,450万人以上と、全国各地のユーザーに求人情報を届けられます。
- 採用にかかる一連の流れがLINEアプリ内だけで完結し、幅広い層の求職者に情報を届けられられるのが特徴です。
2018年に登場した比較的新しいサービスにもかかわらず、目を見張る勢いで利用者数を増やしているLINEキャリア。
その最大の特徴は、「転職活動にかかる一連の流れがLINEアプリ内だけで完結する」という使い勝手の良さにあります。
今回はそんなLINEキャリアに求人を掲載する方法や掲載料金など、気になることをまとめてみました。
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目次
LINEキャリアとは
LINEキャリアとは、LINEアプリの中で使用できる求人サービスのことです。
大手人材サービス会社のエン・ジャパン株式会社と、LINE株式会社が合同で立ち上げたLENSA株式会社様によって、2018年10月からサービスが開始されました。
一般的な転職サービスは、インターネット上で別途会員登録をしてから利用する必要がありますが、LINEキャリアでは既に利用中のLINEアプリ内だけで求人情報の検索、応募、面接日の決定までを一貫して行えるのが大きな特徴です。
そうした使い勝手の良さが評価され、LINEキャリアの利用者数、つまりLINEキャリアの公式アカウントを友達に追加している人の数は2020年11月時点で1,450万人以上。他の大手転職サイトと比べても頭が一つ抜けています。
多くの登録者数を有するLINEキャリア上に求人情報を掲載することで、幅広い層の求職者に情報を届けられます。目にするユーザーが多いということは、それだけ採用のチャンスも増えると解釈できるでしょう。
このように、求職者にとっても、人材を探している企業にとっても、LINEキャリアはいま注目を集めているサービスです。
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LINEキャリアの特徴
LINEキャリアの概要について把握したところで、ここではLINEキャリアの特徴としてメリット、デメリットのそれぞれについてご紹介します。
LINEキャリアに求人掲載するメリット
LINEキャリアに求人掲載をする主なメリットは以下の4つです。
- 利用者数の多さ
- LINEアプリ上で完結する使い勝手の良さ
- 全国各地のユーザーに求人情報を届けられる
- 圧倒的な求人掲載数
利用者数の多さ
先述したように、LINEキャリアはスタートしてからまだ日が浅く、比較的新しい求人サービスです。
しかしながら利用者数の増加は著しく、LINEキャリアの提供が始まってからわずか2年ほどで利用者が1,450万人以上と、他のサービスを寄せ付けない勢いで今もなお利用者数を増やしています。
LINEアプリ上で完結する使い勝手の良さ
一般的な転職サイトでは、専用アプリのダウンロードや、専用サイト上で都度ログインをして利用するケースがほとんどです。
その点、LINEキャリアであればそういった煩わしさがありません。
LINEキャリアは以下2つの方法で利用できます。
- LINEアプリ上で「LINEキャリア」と検索し、友達追加をする
- LINEキャリア専用画面(https://career.line.me/)から利用を開始する
LINEキャリアを追加した後は普通にトークをする要領で求人情報を探すことができ、利用者にとって非常に使い勝手のいいサービスだといえるでしょう。
全国各地のユーザーに求人情報を届けられる
LINEアプリは日本の人口の66%以上にあたる8,400万人が利用しており、そのうち毎日LINEアプリを利用している人は全体の85%にも達します。
また、ユーザー属性としては会社員が多く、LINEキャリアへの関心も必然的に高いと考えられるでしょう。
ユーザーの居住地も全国の人口分布比率におおむね等しい数値となっており、これはつまりLINEキャリアの求人情報を日本全国に発信できることを意味しています。
なかなか求人情報を届けにくい地方のユーザーに対しても、LINEキャリアを用いることによって効率的なアプローチが可能となるでしょう。
圧倒的な求人掲載数
LINEキャリアは利用者が多いことはもちろん、掲載求人数も群を抜いています。
LINEキャリアの求人掲載数は2020年11月時点で18万件以上に達し、これは他の転職サイトと比べても多い水準だといえるでしょう。
LINEキャリアだけで十分な求人数を有していることから、他の転職サイトに登録する必要がなく、LINEキャリアだけで転職活動を完結させやすいのも特徴のひとつです。
LINEキャリアに求人掲載するデメリット
一般的に転職サイトなどで求人を掲載する場合、取材ライターやコピーライターといったそれぞれの分野におけるプロが掲載するまでのサポートを行ってくれますが、LINEキャリアを無料で利用する場合そうはいきません。
LINEキャリアに求人掲載するデメリットとして、自らで求人広告を作成しなければならない点が挙げられるでしょう。
そのため、求人原稿を一定以上のクオリティで作る技術がない場合、応募がなかなか集まらず苦戦するという事態を招く恐れがあります。
有料でLINEキャリアを利用した場合は、求人原稿をプロが作成してくれますので、併せて検討すると良いでしょう。
無料と有料の違いについては、次で説明します。
LINEキャリアの掲載料金
気になるLINEキャリアの掲載料金ですが、掲載方法によって無料か有料かが決まります。
ここでは無料と有料、それぞれの掲載方法をご紹介します。
無料で求人掲載する場合
まず無料で掲載する方法ですが、そのためには「engage(エンゲージ)」というエン・ジャパン株式会社様が提供するサービスに登録する必要があります。
登録といっても料金がかかることはなく、一度登録すれば完全に無料で求人票や採用サイトを作ることができます。
engage上で作成した求人票や採用HPは、そのまま自動的にLINEキャリアに掲載されるため、特に難しい操作は必要ありません。
engageの登録および利用料自体が無料であるため、LINEキャリアへの求人掲載も当然無料です。
有料で求人掲載する場合
有料で掲載する場合は、engageではなく大手転職サイトの「エン転職」に求人情報を載せることになります。
エン転職に載せた求人広告も無料の場合と同じく、自動的にLINEキャリアに掲載されますが、エン・転職に載せた求人広告に対しては費用が発生するので注意が必要です。
気になるエン転職への掲載費用ですが、エン転職の料金は人材を募集する地域ごとに5つの企画が設定されており、それぞれで必要な金額が異なります。
基本企画料金が最低価格の20万円から最高120万円と幅があるため、どれぐらいの規模で掲載したいのか事前にきちんと確認しておきましょう。なお、この価格には原稿作成料も含まれています。
有料で掲載することで、エン転職にも求人情報が載ることからより多くの応募者を集められるほか、求人内容もよりブラッシュアップしたものが掲示されます。
無料掲載と有料掲載の違い
LINEキャリアへの求人を掲載するうえで、有料と無料の形態があることをお伝えしました。
ここでは、それぞれの掲載方法がどのように異なるのか、主要な点をご紹介します。
媒体が異なる
無料でLINEキャリアを利用した場合(engage経由での掲載)と有料で利用した場合(エン転職経由での掲載)では、掲載される媒体数が異なります。
無料と有料で共通する掲載先は次の4つです。
- LINEキャリア
- Indeed
- Googleしごと検索
- Yahoo!しごと検索(スタンバイ)
Googleしごと検索については以下の記事で解説しています。
⇒Googleしごと検索(Google for Jobs)とは? | サービスの特徴やIndeedとの違いを解説
有料の場合、上記に「エン転職」と「エン転職WOMAN」が追加されます。
また、無料の場合はengageで自ら作成した求人案内がそのまま掲載されますが、有料の場合はプロによって求人原稿が作成され、広告掲載されます。
そのため、有料のほうがより効率的に多くのユーザーに対して、情報を届けられるといえるでしょう。
情報量が異なる
前述したように、有料で利用した場合のみ掲載できる「エン転職」と「エン転職WOMAN」は大手転職サイトであることから、確実に求職者に対して募集している旨を伝えられます。
そのため、より短期間でニーズに即した人材が欲しいと考えている場合は、有料で利用することを検討してもよいかもしれません。
まとめ
今回はLINEキャリアに求人を掲載する方法と、その料金を中心にご紹介しました。
自ら求人広告を作る手間がある一方で、無料で多数のユーザーに向けた求人掲載ができることは魅力的でしょう。
この記事が少しでも参考になっていたら幸いです。
LINEキャリアのほか、無料で求人掲載を行えるサイトを以下記事で紹介しております。
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