求人広告(求人原稿・求人票)は、「作り方」と「書き方」を分けて考えると、応募の質と量が安定しやすくなります。先に採用ターゲット・訴求軸・競合との差を整理し、そのうえで職種名、キャッチコピー、仕事内容、条件、給与、選考フローを型に沿って書くと、短時間でもブレにくい原稿になります。
さらに、公開後の改善(週次運用)と応募後の運用(応募管理・取りこぼし防止)まで設計すると、同じ原稿でも成果は変わります。この記事では、検索で多い「求人広告 作り方 / 書き方 / 作成 / 求人原稿 書き方」の意図を1記事でまとめて、そのまま作れて、そのまま直せる形で整理しました。
この記事でできること
- 求人広告の作り方(ターゲット設定・訴求軸・差別化)が分かる
- 求人広告の書き方(職種名・タイトル・仕事内容・条件・給与・選考)の型が分かる
- 応募が集まりにくいNG例の「直し方」(改善前→改善後)が分かる
- 職種別テンプレートをコピーアンドペーストして原稿を作れる
- 公開後に改善していく手順(週次運用)が分かる
- 応募後の運用で取りこぼしを減らす方法(ATS活用)が分かる
目次
1. 求人広告で応募が増えない「よくある原因」
応募が集まりにくい求人広告は、原因がほぼ3パターンに分かれます。先にここを把握しておくと、直す場所がブレません。
- 原因A:誰に向けた求人かが曖昧
→ 採用ターゲットを1人分の解像度まで具体化し、「何を重視する人か」まで決める - 原因B:応募判断に必要な情報が足りない
→ 仕事内容、1日の流れ、顧客、商材、入社後の流れ、独り立ち目安まで足す - 原因C:魅力と安心材料が弱い
→ 会社都合ではなく求職者メリットで魅力を伝え、給与・選考・返信目安で不安を減らす
求人広告は、最低でも次の3要素を満たす必要があります。
- 分かる:仕事内容・1日の流れ・顧客・商材・成果が具体的
- 出来そう:教育制度、入社後の流れ、独り立ちまでの期間が分かる
- やってみたい:仕事/会社/働き方の魅力が、求職者メリットで伝わる
以降では、作り方→書き方→改善前後の例→テンプレート→公開後改善の順で、すぐ作れて直せる形にまとめます。
2. 求人広告の作り方
求人広告は、いきなり文章を書き始めると「強みが伝わらない」「情報が散らばる」「条件だけが並ぶ」状態になりがちです。先に誰に・何を・どう魅力的に見せるかを決めると、後の原稿作成が早くなります。
作る前に決める4つ
- 採用ターゲット
経験・スキルだけでなく、「何を重視する人か(仕事のやりがい/待遇/働き方/人間関係/安定性など)」まで決める - 主軸の魅力
全部を盛り込まず、ターゲットに刺さる魅力を1〜2軸に絞る - 競合との差
同職種の求人と比べて「何が違うか」を1〜3点で言える状態にする - 募集背景
欠員か増員か、なぜ今募集するのか、入社後に何を期待するのかを整理する
採用ターゲットは「経験」だけでなく「志向」で決める
求人広告でズレやすいのは、「営業経験3年以上」など条件は書いていても、どんな考え方の人に来てほしいかが曖昧なことです。ターゲットを決めるときは、次の観点まで言語化します。
- 何をやりがいと感じる人か
- どんな働き方を好む人か
- どんな職場だと力を発揮しやすいか
- 何があると不安になりやすいか
【採用ターゲット整理の型】 ・経験:____ ・活かせるスキル:____ ・重視する価値観:____ ・向いている行動特性:____ ・不安になりやすい点:____
魅力は「会社の言いたいこと」ではなく「求職者メリット」で整理する
魅力を並べるときは、会社都合の説明だけでは弱くなります。求職者が「自分にどんなメリットがあるか」に変換して伝えるのがポイントです。
- 仕事の面白さ:どんな成果が出るか、何に手応えを感じられるか
- 成長機会:どんな経験やスキルが身につくか
- 報酬の納得感:給与幅、評価、昇給の考え方
- 働き方:休日、残業、柔軟性、通勤負荷
- 人・社風:誰と働くか、相談しやすさ、文化
- 事業の強み:商材、顧客基盤、将来性、安定性
募集背景も書くと、納得感が上がる
「増員募集」「欠員募集」だけでは弱く、なぜその募集が生まれたのかが分かると応募判断が進みます。書ける範囲で、背景と期待役割まで触れるのがおすすめです。
【募集背景の型】 ・募集理由:欠員/増員/新規事業立ち上げ など ・背景:____ ・期待役割:入社後まず____を担っていただく想定です
求人原稿の設計はこの順番で組むと早い
- 採用ターゲット
- 主軸の魅力
- 競合との差
- 募集背景
- 原稿の構成(職種名→冒頭→仕事内容→条件→給与→会社紹介→選考)
設計で迷ったら、この一文まで言えれば十分です
「誰に向けた求人か」「その人にとって何が魅力か」「同職種の他社求人と何が違うか」の3つが1分で説明できれば、書き始めて問題ありません。
3. 求人広告の書き方
ここからは、実際の求人広告の書き方です。まずはこの章の型で「最低限の完成」を作り、あとから差別化や細部を足すのが最短です。
求人原稿の基本構成(おすすめ順)
- 職種名・タイトル(検索・一覧で目に止まる要約)
- ひとことで魅力(誰に・どんな価値)
- 募集背景(なぜ今募集しているか)
- 仕事内容(誰に/何を/どうやって/成果)
- 1日の流れ・入社後の流れ(働くイメージと安心材料)
- 必須条件(MUST)/歓迎条件(WANT)
- 給与・待遇(給与幅・手当・評価・固定残業代の表記)
- 会社紹介・チーム・社風(誰と働くか)
- 求める人物像(行動特性・志向性)
- 選考フロー(応募〜内定までの目安)
- 応募方法(次の一手)
タイトル・キャッチコピー:一覧で埋もれない「最初の一撃」を作る
求人広告は一覧や検索結果で比較されます。タイトル・キャッチコピーは、30〜40文字前後を目安に、職種と差別化要素をセットで入れると比較で埋もれにくくなります。
盛り込みすぎは逆効果なので、ターゲットに刺さる要素を1〜2個に絞るのがコツです。
- 職種
- 商材・顧客
- 働き方
- 強み(既存中心、自社サービス、未経験育成、裁量など)
【タイトル・キャッチコピーの型】 (職種)×(差別化要素1)×(差別化要素2) 例) ・法人営業|既存中心|SaaSで顧客課題を解決 ・一般事務|請求・受発注|残業少なめ ・Webエンジニア|自社サービス|リモート可 ・未経験歓迎の採用事務|教育あり|土日祝休み
職種名:職種+商材/顧客/働き方/特徴の1〜2要素を足す
職種名が「営業」「事務」だけだと、比較で負けやすくなります。次の4つのうち、1〜2個を足して差別化します。
- 商材(何を売る/作る)
- 顧客(誰向け)
- 働き方(リモート可/残業少なめ等:事実ベースで)
- 特徴(既存中心/反響/自社プロダクト等)
【職種名の型】 (職種)/(顧客 or 商材)/(働き方 or 特徴) 例) ・法人営業/既存中心/SaaS ・一般事務/請求・受発注/残業少なめ ・Webエンジニア/自社サービス/リモート可
冒頭(ひとことで魅力):3秒で「自分向け」と分かる一文
【冒頭1文の型】 (誰の)(どんな課題)を(どう解決)して、(どんな成果)を一緒につくる仕事です。
ここで言う魅力は、会社が言いたいことではなく求職者が得られる価値で表現します。たとえば「急成長企業です」よりも、「少人数のため提案から改善まで一気通貫で関われます」のほうが伝わりやすくなります。
仕事内容:抽象語をやめて「誰に/何を/どうやって/成果」
仕事内容は、長文より箇条書きのほうが読まれます。最低限、次の5要素を揃えると応募判断が進みます。
- 誰に:顧客/社内の対象、関わる人
- 何を:扱う商材、業務範囲
- どうやって:手段、ツール、進め方
- 成果:期待役割、KPI/アウトプット
- 入社後:最初に担当する仕事、立ち上がりの流れ
【仕事内容(箇条書き)の型】 ・誰に:____(顧客/社内) ・何を:____(商材/業務範囲) ・どうやって:____(手段/ツール/進め方) ・成果:____(KPI/期待役割) ・入社後:____(研修/立ち上がり)
1日の流れ:働くイメージを持てるようにする
仕事内容が具体的でも、実際の働き方が見えないと応募は止まりやすくなります。すべての求人に長く書く必要はありませんが、平均的な1日の流れを短く入れると理解が進みます。
【1日の流れの型】 9:00 出社・朝会・メール確認 10:00 ____ 13:00 ____ 15:00 ____ 17:00 ____ 18:00 退勤
営業なら「商談件数」、事務なら「処理件数」、店舗なら「混雑時間帯」、エンジニアなら「レビュー・開発・定例」など、職種に応じた実態が入ると働くイメージが湧きやすくなります。
教育・研修・独り立ちまで:応募者の「不安」を減らす
未経験歓迎の求人だけでなく、経験者採用でも会社ごとの進め方に慣れるまでの流れは重要です。「自分にもできそう」と感じてもらうために、次を明記します。
- 入社時点で求める知識・経験
- 入社後にまず担当する仕事
- 教育・OJTの流れ
- 独り立ちまでの目安期間
【入社後の流れの型】 ・入社1週目:____ ・入社1か月目:____ ・入社3か月目:____ ・独り立ち目安:____か月程度
必須(MUST)/歓迎(WANT):応募のハードルを上げすぎない
MUST条件は増やしすぎると応募が減ります。「最低限これができれば入社後育てられる」まで絞り、迷うものはWANTへ回します。
【条件の切り分けの目安】 MUST:入社初月〜3か月で必要/ないと業務が成立しない WANT:あると立ち上がりが早い/成果が出やすい(なくても可)
経験年数、役職経験、業界経験は、惰性でMUSTに入れやすい項目です。本当に必要かを一度見直すだけで、応募数が変わることがあります。
求める人物像:スキルだけでなく、行動特性・志向性も書く
「コミュニケーション力がある方」のような抽象表現だけでは伝わりません。実際の仕事で求める行動に置き換えると、ミスマッチが減ります。
【求める人物像の型】 ・顧客や社内の相手の意図をくみ取り、確認しながら進められる方 ・決められたフローを守りつつ、改善提案もできる方 ・数字や事実をもとに、落ち着いて判断できる方 ・チームで連携しながら成果を出したい方
あわせて、向いている人/向きにくい人を軽く触れるのも有効です。たとえば「個人完結よりも、社内外と連携しながら進める場面が多い仕事です」のように書くと、入社後ギャップを減らせます。
会社紹介:事業・強み・文化・人・制度を短く伝える
会社紹介は長い沿革ではなく、応募判断に効く情報に絞るのがポイントです。次の5つのうち、ターゲットに刺さるものを優先します。
- 事業:何をしている会社か
- 強み:商材、顧客基盤、実績、将来性
- 文化:大切にしている価値観
- 人:一緒に働く人、雰囲気、年齢構成
- 制度:働きやすさや成長を支える制度
【会社紹介の型】 当社は____を行う会社です。強みは____。今回の募集では、____に関わるポジションを採用します。 チームは__名で、____な雰囲気があります。____の制度や支援もあり、____な方が力を発揮しやすい環境です。
給与:幅があるなら「理由」を書く。固定残業代は分かる形で
給与は、上限だけ・下限だけだと不安を生みやすいです。幅がある場合は幅が生まれる理由をセットで書きます。固定残業代がある場合は、時間数・金額・超過分別途支給まで分かるようにします。
【給与の型】 ・月給:__円〜__円(経験・スキル・役割により決定) ・固定残業代:月__時間分/__円を含む ※超過分は別途支給 ・評価:__(例:等級/目標/行動評価などの考え方) ・手当:__(ある場合) ・昇給/賞与:__(ある場合)
「月給30万円〜」だけではなく、最低いくらが保証されるのか、何で変動するのかが分かるように書くと、応募判断が進みやすくなります。
良い面だけでなく、厳しさも少し書く
求人広告は魅力訴求が大切ですが、良いことだけを書くと入社後ギャップにつながります。たとえば、次のような「向き不向き」に関わる要素は短く触れておくと親切です。
- 繁忙期は残業が増える時期がある
- 調整業務が多く、地道な確認が必要
- 最初は覚えることが多い
- 個人プレーよりチーム連携が求められる
ネガティブに見せる必要はなく、その代わりに何が得られるかまで添えると納得感が出ます。
選考フロー:返信目安・期間・回数を明記して安心させる
応募後の不安は「連絡が来るかどうか」です。返信目安と全体期間を書くだけで辞退が減るケースがあります。
【選考フローの型】 応募 → 書類選考(__営業日以内に連絡) → 面接(__回)→ 内定 期間目安:応募から内定まで__週間程度
写真・画像は「補助」として使うと伝わりやすい
本文の中心はあくまで文章ですが、職場の雰囲気、働く場面、チームの空気感は、写真があると伝わりやすくなります。特に、店舗・現場職・接客職・チームワークが強い職種では、文字だけで伝わりにくい情報の補助として有効です。
4. 良い例・悪い例
応募が集まりにくい原稿は、だいたい「誰向けか曖昧」「情報が足りない」「応募の心理的ハードルが高い」のいずれか(または複合)です。以下の観点で直すと、改善が進めやすくなります。
よくあるNGと直し方(要点)
- 職種名が普通すぎる:扱う商材/顧客/働き方/強みのどれかを足して差別化
- タイトルが弱い:誰向けか、何が魅力かを30〜40文字前後で言い切る
- 仕事内容が抽象的:「誰に」「どんな課題に」「どんな手段で」「成果は何か」を入れる
- 入社後が見えない:1日の流れ、研修、独り立ち目安を入れる
- 条件が厳しすぎる:MUSTは「最低限」に絞り、WANTは歓迎へ
- 魅力が「会社都合」:求職者が得る価値(成長、裁量、働きやすさ、報酬の納得)で言い換える
- 情報が散らばって読みづらい:項目の順番を固定し、箇条書きを増やす
改善に効く「比較チェック」
同職種の求人と並んだときに、以下が1分で答えられる状態にします。
- この求人は誰向けか?(経験・志向)
- この仕事の面白さ/成果は何か?
- この会社で働くメリットは何か?(1〜3点)
- この仕事はできそうか?(教育・流れ・独り立ち)
- 応募〜選考の安心材料はあるか?(目安、流れ、返信)
改善前→改善後(例1:職種名が弱い)
改善前(NG)
法人営業
改善後(OK)
法人営業/既存中心/〇〇業界向け(課題解決型提案)
ポイント:商材・顧客・特徴のうち1〜2点を足し、「自分向け」かを一瞬で判断できるようにします。
改善前→改善後(例2:タイトルが埋もれる)
改善前(NG)
営業スタッフ募集
改善後(OK)
既存中心の法人営業|SaaS提案で顧客課題を解決
ポイント:職種だけで終わらず、誰向け・何が特徴かをタイトル段階で伝えます。
改善前→改善後(例3:仕事内容が抽象的)
改善前(NG)
お客様対応や提案、社内連携をお任せします。
改善後(OK)
・誰に:〇〇業界の中小企業(既存顧客中心)
・何を:業務効率化ツール(SaaS)
・どうやって:課題ヒアリング→提案→導入→定着支援(CSと連携)
・成果:継続率/アップセル、導入後の活用度向上
・入社後:最初の1か月は先輩同行、3か月程度で担当顧客を持つ想定
ポイント:「誰に/何を/どうやって/成果」に加えて、入社後の流れを入れると「できそう」まで伝わります。
改善前→改善後(例4:MUSTが多すぎる)
改善前(NG)
・営業経験5年以上
・マネジメント経験必須
・〇〇業界経験必須
改善後(OK)
【必須(MUST)】法人/個人いずれかの営業経験(年数は必要最低限)
【歓迎(WANT)】〇〇業界の経験/提案資料作成/マネジメント経験
ポイント:MUSTは「最低限」に。迷う条件はWANTへ移し、応募ハードルを下げます。
改善前→改善後(例5:給与の納得感が弱い)
改善前(NG)
月給30万円〜
改善後(OK)
月給30万円〜45万円(経験・スキル・役割により決定)
固定残業代:月20時間分/40,000円を含む ※超過分は別途支給
評価:目標/行動評価を半期ごとに見直し、成果に応じて昇給
ポイント:幅があるなら理由を添え、固定残業代がある場合は時間数・金額・超過分まで分かるようにします。
改善前→改善後(例6:選考が不安)
改善前(NG)
面接を実施します。
改善後(OK)
応募 → 書類選考(2営業日以内に連絡)→ 面接2回 → 内定
期間目安:応募から内定まで2〜3週間
ポイント:返信目安と全体期間で安心材料を作ると、辞退を防ぎやすくなります。
改善前→改善後(例7:良いことしか書いていない)
改善前(NG)
自由で風通しの良い職場です。
改善後(OK)
裁量が大きい一方で、自分から周囲に相談しながら進める姿勢が求められます。最初は覚えることもありますが、入社後3か月はOJTで伴走します。
ポイント:厳しさを少し含めることで、入社後のミスマッチを減らしやすくなります。
5. コピーアンドペーストで使える求人原稿テンプレート
以下は「作り方」と「書き方」の型を合わせたテンプレートです。自社の実態に合わせて調整してください。情報を増やしすぎるより、必要な情報を具体的に書くほうが伝わります。
テンプレート共通:まず埋める枠(全職種)
【職種名】 (例:〇〇/△△/働き方の特徴 など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:職種+差別化要素1〜2個) 【ひとことで魅力】 (例:誰のどんな課題をどう解決し、どんな成果を一緒に作るか) 【募集背景】 ・欠員/増員/新規事業 ・背景 ・入社後に期待する役割 【仕事内容(箇条書き推奨)】 ・誰に(顧客・社内・対象) ・何を(商材・業務範囲) ・どうやって(手段・ツール・進め方) ・成果(KPI・期待役割) ・入社後の流れ(研修・立ち上がり) 【1日の流れ】 ・9:00 ____ ・10:00 ____ ・13:00 ____ ・15:00 ____ ・17:00 ____ 【教育・独り立ち】 ・入社1週目 ・入社1か月目 ・入社3か月目 ・独り立ち目安 【必須(MUST)】 ・最低限これだけ 【歓迎(WANT)】 ・あると活きる経験 【給与】 ・月給(幅がある場合は理由) ・固定残業代(ある場合は時間数・金額・超過分別途支給) ・賞与/昇給(ある場合) ・手当(ある場合) 【勤務時間・休日】 ・勤務時間 ・休憩時間 ・休日休暇 ・残業の目安(ある場合) 【勤務地・働き方】 ・勤務地 ・就業場所の変更の範囲(必要に応じて) ・リモート可否 ・転勤有無 【会社紹介】 ・事業内容 ・強み ・文化/社風 ・一緒に働く人 ・制度(ある場合) 【求める人物像】 ・行動特性 ・志向性 ・向いている人 【選考フロー】 ・書類→面接回数→期間目安 ・連絡の目安 【応募方法】 ・応募ボタン/問い合わせ先
営業職テンプレート
【職種名】 (例:法人営業/既存中心/〇〇業界向け など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:既存中心の法人営業|SaaS提案で顧客課題を解決) 【ひとことで魅力】 (例:〇〇の課題を解決し、顧客の成果に直結する提案を担う) 【募集背景】 ・増員/新規事業拡大 ・顧客数増加に伴い、提案〜導入支援を担うメンバーを増員 【仕事内容】 ・担当:新規/既存(割合) ・顧客:業種/規模/課題傾向 ・提案:商材/サービスの特徴、提案の流れ ・成果:目標指標(売上/契約/継続率など) ・連携:インサイド/CS/開発との連携 ・立ち上がり:研修、同行期間、独り立ち目安 【1日の流れ】 ・午前:メール確認、顧客対応、提案準備 ・午後:商談、社内連携、提案資料作成 ・夕方:進捗共有、翌日準備 【必須(MUST)】 ・(例)法人/個人いずれかの営業経験 ・(例)基本的なPC操作 【歓迎(WANT)】 ・(例)〇〇業界の経験 ・(例)提案資料作成、課題ヒアリングの経験 【求める人物像】 ・顧客の課題を整理し、相手に合わせて提案を組み立てられる方 ・一人で抱え込まず、社内と連携しながら進められる方
事務・管理テンプレート
【職種名】 (例:一般事務/経理補助/採用事務 など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:採用事務|面接調整・応募管理|残業少なめ) 【ひとことで魅力】 (例:現場が成果を出すための「土台」を整えるポジション) 【仕事内容】 ・日々の定型:入力/書類/請求/発注など ・関係者:社内(部署)/社外(取引先) ・改善:業務フローの見直し、ツール活用 ・成果:ミス削減、処理スピード、問い合わせ対応品質 ・立ち上がり:引き継ぎ期間、担当範囲の広がり方 【1日の流れ】 ・午前:メール確認、書類処理、データ更新 ・午後:問い合わせ対応、社内調整、資料作成 ・夕方:進捗確認、翌日準備 【必須(MUST)】 ・(例)基本的なPCスキル(Excel/スプレッドシート等) ・(例)正確にコツコツ進められること 【歓迎(WANT)】 ・(例)〇〇の実務経験(経理補助/総務/人事など) 【求める人物像】 ・確認を丁寧に進められる方 ・複数の依頼を優先順位をつけて処理できる方
販売・サービス(店舗)テンプレート
【職種名】 (例:販売スタッフ/店長候補/〇〇専門店 など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:販売スタッフ|接客+売場づくりに関われる|未経験歓迎) 【ひとことで魅力】 (例:接客だけでなく、売場づくりや改善にも関われる) 【仕事内容】 ・接客:主な顧客層、提案スタイル ・運営:レジ、品出し、在庫、発注、清掃 ・改善:売場づくり、施策、SNS/販促(ある場合) ・成果:売上、リピート、CS向上など ・立ち上がり:研修、独り立ちまで 【1日の流れ】 ・開店準備 ・接客、在庫確認 ・売場メンテナンス ・閉店作業 【必須(MUST)】 ・(例)接客が好き、土日勤務可(必要な範囲で) 【歓迎(WANT)】 ・(例)販売/飲食/サービス経験、マネジメント経験
介護・医療系テンプレート
【職種名】 (例:介護職/夜勤有無/施設形態 など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:介護職|特養|夜勤月4回程度|資格取得支援あり) 【ひとことで魅力】 (例:利用者の生活の質を支え、チームでケアを実践する) 【仕事内容】 ・施設形態:特養/老健/訪問など ・ケア内容:身体介助、生活支援、記録 ・体制:シフト、夜勤回数(ある場合) ・研修:OJT、資格取得支援(ある場合) ・安心材料:人員配置、相談体制、記録方法 【1日の流れ】 ・申し送り ・ケア、記録、レクリエーション ・食事、入浴、排泄介助 ・終礼、記録整理 【必須(MUST)】 ・(例)資格要件(必要な場合) ・(例)夜勤可否(必要な場合) 【歓迎(WANT)】 ・(例)経験、関連資格
エンジニア(IT)テンプレート
【職種名】 (例:Webエンジニア/フルスタック/リモート可 など) 【タイトル・キャッチコピー】 (例:Webエンジニア|自社サービス改善|リモート可) 【ひとことで魅力】 (例:〇〇の課題を技術で解決し、プロダクト価値を伸ばす) 【仕事内容】 ・担当領域:開発/運用/改善、担当フェーズ ・技術:言語/フレームワーク/インフラ ・開発体制:人数、レビュー、リリース頻度 ・成果:品質、速度、ユーザー価値の指標 ・立ち上がり:オンボーディング、最初のタスク例 【1日の流れ】 ・朝会、進捗共有 ・実装/レビュー ・定例、仕様確認 ・改善提案、振り返り 【教育・独り立ち】 ・初週:環境構築、コードベース理解 ・1か月目:小さめの改修を担当 ・3か月目:担当機能を持つ ・独り立ち目安:3〜6か月程度 【必須(MUST)】 ・(例)Web開発の基礎(実務または同等スキル) ・(例)チーム開発に必要なコミュニケーション 【歓迎(WANT)】 ・(例)クラウド、CI/CD、テスト、運用改善
テンプレートで原稿を作ったら、次は「そのまま掲載に進めるか」を整える番です
原稿を作れても、掲載作業や応募管理が分散すると、運用が止まりやすくなります。作成した原稿をそのまま求人掲載へつなげたい方は、無料トライアルも活用できます。
6. 掲載前チェック
求人原稿は、表記のルールを外すと修正コストが増えたり、掲載不可になることがあります。
必須項目チェック(抜けると応募が止まりやすい)
- 業務内容:仕事内容、担当範囲、必要なら業務変更の範囲
- 契約期間:期間の定めの有無
- 試用期間:有無、期間、条件差の有無
- 就業場所:勤務地、必要なら就業場所変更の範囲
- 就業時間:始業/終業、シフト制の有無
- 休憩時間:何分か
- 休日:週休/完全週休/曜日/休暇制度
- 時間外労働:有無、月平均の目安
- 賃金:最低保証額、給与幅、手当、固定残業代の有無
- 加入保険:雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金など
- 受動喫煙防止措置:屋内禁煙、喫煙室あり等
- 募集者の氏名または名称:会社名
- 派遣労働者として雇用する場合の表記:該当時は明記
- 有期契約の更新基準:有期雇用の場合は必要に応じて整理
固定残業代の表記チェック
- 固定残業代がある場合、何時間分かが書かれているか
- いくら分かが書かれているか
- 超過分は別途支給と分かるか
- 基本給と固定残業代が混ざって見えないか
【固定残業代の表記例】 月給30万円〜40万円 (固定残業代 月20時間分/40,000円を含む) ※20時間超過分は別途支給
誇張・ミスリードチェック(ミスマッチ/辞退を防ぐ)
- 「誰でも簡単」「必ず稼げる」など、過度な断定になっていないか
- 実態より良く見せる表現になっていないか
- 魅力が「会社都合」の言い回しだけになっていないか
- 未経験歓迎なのに、実態は高い専門性が必要というズレがないか
- 求人条件が現場の実態と合っているか
差別的・誤認を招く表現チェック
- 年齢制限:原則不可。例外事由がある場合のみ要確認
- 性別限定:原則不可。職種名も含めて注意
- 国籍・居住地の限定:原則NG表現に注意
- 最低賃金を下回る給与:不可。地域別最低賃金も確認
性別を感じさせる職種名は、次のように言い換えます。
- 営業マン → 営業職 / 営業スタッフ
- 看護婦 → 看護師
- カメラマン → フォトグラファー / 撮影スタッフ
掲載前に見直したい実務チェック
- 職種名だけで仕事内容や強みが想像できるか
- 仕事内容が「箇条書き」で具体になっているか(誰に/何を/どうやって)
- 1日の流れ、入社後の流れ、独り立ち目安があるか
- MUSTが増えすぎていないか
- 給与が上限だけ・下限だけになっていないか
- 会社紹介が長すぎず、応募判断に効く情報に絞れているか
- 応募後の流れ(返信目安、面接回数、選考期間)が書かれているか
7. 掲載先の選び方
同じ求人原稿でも、掲載先によって「見られ方」「応募の質」「運用負荷」が変わります。ここは深掘りしすぎず、まずは次の観点で選ぶと失敗しにくいです。
- 狙う層が多い場所か:職種・地域・雇用形態に合っているか
- 比較で勝てるか:同職種が多い媒体ほど、職種名とタイトルの差別化が重要
- 運用が回るか:応募管理や返信スピードを維持できるか
無料で出せる掲載先を広く比較したい場合は、こちらも参考にしてください。
アルバイト/パート採用での注意点や進め方を整理したい場合はこちら。
採用活動全体の打ち手を俯瞰したい場合はこちら。
8. 公開後の改善手順(週次運用)
求人原稿は「公開して終わり」ではなく、反応を見て直すことで成果が出やすくなります。
Step1:まず見る指標(最短で効く順)
- 表示回数→クリック率(CTR):まずは見られているか
- クリック→応募(CV):応募導線・原稿の納得感
- 応募→面接:要件が厳しすぎないか、ミスマッチがないか
- 面接→採用:訴求と実態のズレ、選考体験
Step2:直す場所(優先順位)
- タイトル・職種名:一覧・検索で勝つ(差別化ワードの調整)
- 冒頭〜仕事内容の最初:3秒で「自分向け」と分かるか
- 1日の流れ・入社後の流れ:「できそう」が伝わっているか
- MUST/WANT:応募のハードルが高すぎないか
- 給与・働き方:不安の芽を潰せているか
- 選考フロー:返信目安・期間で安心させているか
Step3:改善の当て方(例)
- CTRが低い:タイトル・職種名・冒頭の「約束」を調整(誰向け/何が得られる)
- クリックはあるのに応募が少ない:仕事内容の具体性、1日の流れ、条件の厳しさ、給与の納得感を点検
- 応募はあるが面接に進まない:MUST/WANTの見直し、求める人物像のズレを点検
- 面接辞退が多い:返信速度・日程調整・選考案内の分かりやすさを点検
週次で回せるテンプレート
【週次改善ログ】 ・対象求人:____ ・変更日:____ ・変更箇所:(タイトル/職種名/冒頭/仕事内容/条件/給与/選考 など) ・変更意図:(CTR改善/応募増/ミスマッチ減 など) ・結果(1週間):表示回数__/クリック__/CTR__/応募__ ・次の仮説:____ ・次アクション:____
応募数を増やす打ち手をもう少し広く見たい場合は、こちらも参考にしてください。
9. 応募後の対応を速くする:応募者管理・自動返信
求人原稿が改善できても、応募対応が遅い・管理が分散している・媒体ごとに確認が必要だと、応募者の離脱(取りこぼし)が増えやすくなります。
取りこぼしが起きやすいポイント
- 応募が複数媒体に分散し、見落としが起きる
- 返信・日程調整が遅れて辞退される
- 対応状況が共有されず、連絡の重複や抜けが起きる
- 改善の材料(どの原稿・どの媒体が効いたか)が残らない
ATSでやるとラクになる運用(例)
- 求人票作成〜求人掲載の一元化
- 応募情報の一元管理(媒体横断)
- 応募者対応のステータス管理(未対応/日程調整/面接/合否)
- 対応漏れを減らす(通知・一覧化)
- 改善に必要な情報を残す(どのテンプレート・どの求人が効いたか)
求人票作成・掲載・応募管理をまとめて進めたい方へ
テンプレートで原稿を整えても、応募対応が遅れると機会損失が起きやすくなります。求人票作成から掲載、応募管理までまとめて進めたいなら、無料トライアルから始めるのが手早いです。
※応募管理を整えると、返信遅れ・見落とし・媒体ごとの分散管理による機会損失を減らしやすくなります。
ATSを含む「応募者管理システム」を無料で比較したい場合は、こちらも参考にしてください。
10. よくある質問(FAQ)
Q1. 求人広告の作り方と書き方は、どう違いますか?
作り方は、採用ターゲット設定・訴求軸整理・競合との差・募集背景など、書く前の設計です。書き方は、職種名・タイトル・仕事内容・条件・給与・選考フローなど、実際の文章の作り方です。先に作り方を固めると、書き方がブレにくくなります。
Q2. MUST条件はどこまで厳しくしていい?
応募を増やしたい場合は、MUSTを「最低限」に絞り、WANTに寄せられる条件は歓迎へ回します。特に「経験年数」「役職経験」などは一律に能力を測れるわけではないため、本当に必要な場合だけに絞るのが基本です。
Q3. 仕事内容はどれくらい具体に書くべき?
少なくとも「誰に/何を/どうやって/成果」に加えて、「1日の流れ」「入社後の流れ」「独り立ち目安」まで入ると、求職者が働くイメージを持ちやすくなります。抽象語だけだと応募判断が止まりやすくなります。
Q4. 給与に幅がある場合、どう書けばいい?
幅を持たせる場合は、幅が生まれる理由(経験・スキル・役割・成果など)を説明できる形にして、求職者の不安を減らします。固定残業代がある場合は、時間数・金額・超過分別途支給まで分かるように記載します。
Q5. 良いことだけ書いたほうが応募は増えますか?
短期的にクリックは増えても、入社後ギャップや面接辞退が増えることがあります。向き不向きや仕事の厳しさを少し触れたうえで、それでも得られる経験や支援体制をセットで伝えるほうが、結果的にミスマッチを減らしやすくなります。
テンプレートで作った求人原稿を、掲載と応募管理までつなげる
「原稿は作れたのに応募対応で辞退される」「媒体が増えて管理がつらい」なら、求人票作成・掲載・応募管理を一つにまとめると運用しやすくなります。
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